起業!副業!始めました

大企業でしか働いたことがない会社員の『はじめての副業』でぶちあたる壁について綴るブログ

副業を始めよう。なぜそれを思いたったのか。

 以前から自分の仕事について今のままで良いのかと悩んでいました。オペレーションばかりの仕事ではなく、自由に仕事が出来る環境でしたので仕事に不満があったわけではありません。仕事がら色々な働き方を見て来ているので、今の自分が恵まれた環境で仕事が出来ていることもわかっていました。

やってもいないことをやっているように話す違和感

  お客様の新規事業開発の支援や新しいサービス開発などのお手伝いさせて貰うことがあります。当の本人は新規事業をした事も無ければ、ビジネスの立ち上げ経験も無い。それなのにお金を貰ってお客様の事業のコンサルをする。これで本当に良いのか?
 大企業でしか働いた経験が無くビジネスプロセスの一部しかやったことがない。大企業になればなるほど細分化されていく。デザイナーという職種は専門性が高く、デザイン部門以外での異動はほぼ無い。このままで企業から放り出されたら「何も出来ない人」そんな焦りがありました。
 私が経験したいことは大きくは3つ。会社を立ち上げるプロセス、経営に関わる最終決済、お金に関わること(契約や会計、決算など)など。もちろん営業経験も無ければ法務も分からないし、開発も分からない・・・。

 どうしたら経験出来るか考えて出した選択肢は①社内のベンチャー支援制度に応募する。②会社をやめて起業するの2択。自分がやりたいと思うことがベンチャー制度の枠に無く対象外。人間関係も良好で、こんなにも自由にさせてくれる職場は滅多になく辞める理由もない・・・。副業も考えましたが「確か副業はダメなはず」と諦め、手詰まりのまましばらくは何も進展はしませんでした。

ゆるいつながりがきっかけに

 ある社内の人事の友人と話す機会がありました。友人と言っても知り合いの紹介で1度BBQに行ったことがある程度、あとはFB上と言うゆるいつながりの仲。色々と話をした、その最後に軽く副業について相談をしてみたところ「副業禁止とは規定に書いてないですよ」と思いがけない回答が。そこで就業規則を調べてみると書いてあるのは届け出なく他でお金を稼ぐこと解雇にあたるとの記載しかない。そこで改めに時間を貰って人事に自分がしたい事を話しに行く事にしました。

今思えばこのイノベーティブな人事が居なければ副業は叶っていなかった

 当日対応してくれたのは友人ではなく上長に当たる方。「会社で出来ない経験を副業にしたい」そんな想いを伝えたところ「むしろやった方がいい」と言ってくれ簡単にOKが。自分の中では「副業ってダメじゃないの???」でしたが、聞いてみると、社員の副業を全面的に禁止することは、法律上許されないということでした。詳しく知りたいかたはこちらが参考になります。

doda.jp

 人事と話をしてOKは出ましたが聞けば、正面から副業をさせてくださいと言れたのは初めてとのこと。調べてみれば親の会社の役員をしているや相続した土地で駐車場経営などはあるようですが、私の様なケースは無い。ここから人事とどういった条件であれば副業を会社として認めてもらえるか話し合いが始まりました。

 

 今回はここまでです。次は人事が認めてくれた条件について書きたいと思います。